人間には「非認知能力」というものがあるらしい。
とある先生から教えていただいたのだが、私はこのワードを全く聞いたことがありませんでした。
学力やIQと違い、数値化が難しい内面的な能力の総称なのだそうだ。
「非認知能力」が高い人は学校の成績だけではなく、社会人になってからのキャリアや人間関係構築においても
優位性があるとの報告がある。(文科省)
ピアノ演奏は、この「非認知能力」が
どうやらものすごく鍛えられるらしい。
感情のコントロール、コミュニケーション能力、ストレス耐性や挫折からの回復
問題解決能力、好奇心、自発性、自己肯定感、想像力などなど
調べてみれば、ああ・・・本当にピアノを弾くということそのものだ、と思いました。
一般的によく知られている脳の機能としても、感情や思考に関わる小脳、暗譜などの記憶に関わる海馬
運動野・聴覚野・視覚野など、ピアノ演奏ではどこもかしこもフル稼働しているし
そりゃ、お腹も減りますな。
10月は発表会やコンクール、合唱祭の伴奏など、本番をむかえる生徒さんも多い時期ですね。
様々な本番に向けてこれまで練習を積み重ねてきたことと思いますが、仮に本番で納得がいかず失敗しようとも
数値化できない能力は確実に育っているのだと思います。
🐲
猛暑も過ぎ、あっという間に秋の気配を感じる日々になりました。
3連休の最終日、学生時代の同級生のソロリサイタルを聴きに電車を乗り継ぎ(往復4時間!)行ってきました🎵
音楽と真摯に向き合う同級生の愛情深い演奏を聴く事ができて幸せな時間を過ごすことができました。 m🌴
先日「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」に行ってきました。
この展覧会の主役は、もちろんゴッホの作品たちですが、それ以上にスポットが当たっていたのは、彼を支えた弟テオ、そしてゴッホとテオが亡くなった後、莫大な数の作品を託され、その普及に生涯を捧げたテオの妻、ヨー(ヨハンナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル)です。
ゴッホが存命中に売れた絵はごくわずか。彼の死後、残された作品は「単なる売れない画家の遺作」でした。
しかし、ヨーは兄の才能を誰よりも信じた夫テオの思い、そしてゴッホが「100年後の人々にも自分の絵を見てほしい」と願っていた夢を背負い、女性一人の力で、世界中にゴッホの名声を知らしめていきました。
《花咲くアーモンドの枝》や《種まく人》といった主要な作品群に加え、ゴッホとテオの手紙や、ヨーが作品の販売や貸し出しを記録した貴重な資料を見ることで、ゴッホ作品一つ一つが、いかに家族の絆と努力の結晶であるかを痛感しました。
展覧会の最後には、幅14メートルを超える大規模なイマーシブ・コーナーが登場。
ここでは、《花咲くアーモンドの木の枝》をはじめとするファン・ゴッホ美術館の代表作が高精細画像で投影され、さらには《ひまわり》(SOMPO美術館蔵)の3DCG映像も紹介されていました。
作品のモチーフが動き出すような没入体験を通して、ゴッホの作品世界を体感的に味わうことができ、その情熱と色彩に改めて感動しました。
鑑賞後、ゴッホの作品だけでなく、それを守り、繋いできた家族の愛と意志に心にじんわりと温かいものが残りました。
E🐹
こんな器があったら!!✨
そんな希望をお伝えしてから1年以上、ず〜っと楽しみに待っていた器がついに完成したとの連絡があり、鎌倉へ受け取りに行ってきました。
雑貨屋さんオーナーのお取り計らいで特別にオーダーでつくって頂いた作品です。
私の愛猫りずとくろべぇのシリアルボウル😍
あれ🎶りずとくろの他にもう1匹?誰だろう笑
ぐるっと3匹の猫が描かれた器。
1点1点全てが手づくりの作品なので、大きさや色合いそれぞれに個性がある世界に1つだけの作品、愛猫たちのチャームポイントが可愛らしく描かれていて大感激の仕上がりでした!!
最近はネットやお店で世界中のものが簡単に手に入る時代ですが
“世界に1つだけ”
そんな特別なものは眺める度に幸せな気持ちになってずっと大切にしていきたい…✨
そう感じます。
音楽も同じではないでしょうか??
Hungary🇭🇺にレッスンに行った際に
Your own music!!
いつも先生がおっしゃる言葉です。
YouTubeや自動演奏、機械も演奏ができるような便利な時代ですが、コンサート会場で生で聴く演奏、自分らしさの光る
“世界に1つだけの音楽”
はやはり特別なものだと思います。
レッスンでもそんな生徒さん1人1人の個性を引き出せたらいいな✨と改めて感じた器との出会いでした。
おまけ♡
毎年恒例の蛍狩り✨️
今年もこの季節がやってきました!
去年は残念ながら写真がうまく撮れず、
リベンジを誓って
「今年こそは!」と意気込んで出発!
ところが、、、
乱舞とは程遠く
まさかの二年連続撃沈😓
気を取り直して場所を変え、森の中へ。
すると、何かが光ったような…?
期待したその瞬間、現れたのは――
なんと👀
小さな鹿!!!
そう、あの房総で大繁殖して話題の
“キョン”でした。
そこからはまさに予想外の展開。
あっちからもキョン🦌
こっちからもキョン🦌🦌
森の中はすっかりキョン祭り状態🦌🦌🦌
肝心の蛍は…まぁ置いといて、これはこれで貴重な体験でした(笑)
来年こそは、蛍にもリベンジを果たしたいところです。



















